インタビュー / CONTENTS

Posted on 2014-08-26
屋上インタビュー完全版 vol.27 / 奥野浩次〈弓道写真家〉


世の中には色々な専門家さんがいらっしゃいますよね。ちなみにウチの編集長は屋上写真家という特殊な専門家です(笑)。で、今回はその専門性にも負けず劣らない特殊さを醸し出す専門家・弓道写真家の奥野浩次さんへの突撃インタビューです。しかも奥野さん、実はウチの編集長のお弟子さん!類は友を呼びますね(笑)。ということで、屋上の話が聞けるとは思えませんが、見切り発車で今号もインタビュースタート!

Interview&Text ● 水野 桂助
Photos ● 奥野 浩次


―なぜ、弓道写真家になろうと?

奥野:きっかけは、堀江さん(本誌の編集長)に『カメラマンになりたい』と相談したことです。昔から写真は好きだったので。最初は『やめときな』と言われてしまいましたが…。ただ途中で、僕が弓道をやっているという話になったんです。そうしたら、堀江さんが『それや!弓道写真家と名乗り、海外で個展をやって、日本に逆輸入や!』って。で、僕も『それだ!』って思いまして(笑)。

―なんとまぁ、勢いのある提案と決断で(笑)。実際に撮りはじめてみてどうですか?

奥野:僕自身が弓道をやっているので、弓道家と写真家両方の気持ちで撮影にのぞんでいます。撮影してみると、あらためて弓道のシンプルな魅力に気づきました。弓道人が道場で弓を引く時は当然ピリッとした空気になるのですが、実際には的の無いスタジオで弓を構えても空気が引き締まるんです。そんな緊張感を感じていただけるような写真を目指しています。

―8月(8月8〜10日@写真企画室ホトリ)には個展も開催するんですよね。どういった内容に?

奥野:弓道をやってる人もそうでない人にも楽しんでもらえる内容にしたいです。アーティスティックにしているわけでもなく、広告的にしているわけでもなく、弓道の事をまったく知らない人にも『かっこよかった!』と言ってもらえるような写真をセレクトしています。この個展をきっかけに、弓道に興味を持ってくれる人が増えるとうれしいです。

ー今後は、どういった活動を?

奥野:全国主要都市で弓道写真展を開催し写真集を出版したいです。その後は海外でも個展…というのが夢です。

ー当初の逆輸入とは違いますが(笑)。そうやって、写真を通して弓道の魅力を伝えていけるといいですね!ただ、話をしていて薄々感じてはいましたが、屋上と弓道って、本当に関連性がないですね(笑)。

奥野:いや、そうでもないですよ。

ーえっ!?そうなんですか?

奥野:弓道場はだいたい外にあるってイメージだと思うんです。ただ、都心部だとスポーツセンターの中に弓道場があって、その多くが最上階や屋上にあることが多いんです。屋上で引くと室内や1Fとは違う風を感じるので、自分は好きです。

―そうなんですね。全然、知らなかったです。今度、撮ってきてくださいよ、屋上弓道場!

奥野:もちろんです。今度お見せしますね。

―是非!ちなみに屋上の写真も撮るんですか?

奥野:意外に撮ります。師匠に喜んでいただけるよう(笑)。地方に撮影に行った時に撮影したりもします。

―師匠思いのいいお弟子さんで(笑)。日常的に屋上行ったりもするんですか?

奥野:これまた、以外にも行きます(笑)。今住んでいるシェアハウスには屋上があるんです。ヒマな時とか、人がいない時に弓を持って行って、素引きしたりもします。

―屋上で素引き(笑)。思いのほか弓道と屋上がリンクしている感がありますが、その他にも屋上に思い出とかあります?

奥野:弓道以外ですか(笑)。最近よく聞く屋上遊園地とかに行った記憶はあまりないですけど、近くのスーパーの屋上駐車場の雰囲気は好きでした。百貨店自体がわくわくする楽しみな場所でしたね。

―屋上自体にわくわくは?

奥野:……。

―……。まぁ、人それぞれですよね(笑)。でも、屋上弓道場があるとわかっただけでも収穫でした!ってことで今回はありがとうございました。僕的には屋上弓道写真集の出版を期待しています!

奥野:はい、がんばります(笑)。

奥野浩次
祖父の影響からカメラに興味を抱き、独学で写真を学ぶ。フリーランスカメラマンとして名古屋で活動を始め、現在は東京に拠点を置く。高校、大学は体育会系弓道部に在籍し、現在は社会人弓道部の主将を努める。弓道四段。弓道の鍛錬と並行し、写真で弓道を表現する。
http://www.kojiokuno.com/

水野 桂助 keisuke mizuno ライター・プレス
1978年愛知県生まれ。relaxみたいな雰囲気のフリーペーパーを創りたい!とそそのかされ、渋谷直角さんのようなインタビュアーが必要だ!と焚き付けられ、巻頭インタビューは雑誌の華だ!とプレッシャーをかけられ、毎号巻頭インタビューを担当する遊びと子育ての両立に悩む2児の父。事務所先輩はじまりの様々なご縁を経て、屋上とそらfreeに最重要ポジションで参加中。帰りたがらない編集長とアートディレクターに挟まれる辛い日々を「みんなで楽しく!」をモットーに乗り切り中。
> twitter @mizu227


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